今回は、The Bluest Eye by Toni Morrison(邦題:青い眼が欲しい)です。
アメリカの黒人作家として、初のノーベル文学賞を受賞したトニ・モリスンのデビュー作。
タイトルのとおり、青い眼を渇望した女の子の話です。
1940年代、貧しい黒人家庭に生まれた少女ピコーラは、自分の醜さのせいで周囲から疎まれ
家族の不和を生んでいると考え、美しい青い眼さえあればすべて解決できると信じています。
少女が欲するものはなぜ「青い眼」なのか?
構造的な人種差別や差別される側の集団心理を、文学によって表現し得た作品です。
文章が脈打ち鼓動が聞こえてくるような、トニ・モリスン固有の文体を味わいましょう。
・・どうも、読み易さよりも、お気に入りの洋書を皆さんにお勧めする会になりつつ
ありますが、文中使われる中学英語の文法や語法も解説していきます。
今年最後の洋書会、ご参加お待ちしております!
日時:12月15日(水)10時30分~12時
人数:6人(先着順)
参加費:1,500円(税込・飲物代含む)
英語のレベル:中級~中上級程度
講師:小山史子
参加ご希望の方は、前日の12月14日までに、fumiko.koyama@nomadenglish.jp までご連絡ください。
Nomad Englishは、福岡県糸島市のプライベート英会話教室です♪